小笠原 清陽(教頭):追分高校は、やりたいことをやろうと思えば、それができる場所だと思うんです。
小笠原 清陽(教頭)
Q:どんなことが好きな学生だったんですか?
A:中学校時代に朝牛乳配達をして、そのお金を貯めてタウンズというパソコンを買いまして、その当時はWindows 3.1でしたかね。それでプログラミングに目覚めましたね。まだインターネットがない時代だったので、パソコン関係の雑誌を買って、見よう見まねで全部打ち込んでプログラムを走らせるってことをやってました。
Q:その流れで先生になりたいと思ったんですか?
A:そうですね、こういったプログラムは絶対にこれからの世の中に必要になると思っていました。しかも情報という科目ができるとわかって、やってみたいなって思ったんです。ただ当時あまりにも最先端すぎて、結局大学では情報の免許がとれなくて、大学院に行って情報の免許を取りました。
Q:パソコンの魅力ってどんなものだったんですか?
A:今でこそ、ICTは何でもできるって感じですが、当時はまだ何ができるかってのはわからなかったんですよね。そこにこう、楽器が無くてもシンセサイザーの音が鳴らせるとか、工夫しだいでこんなこともできるんだーと感動したりとか、そういったことが楽しくて。その結果、のめりこんでいったって感じですね。
Q:追分高校の生徒に一言お願いします!
A:自分でやりたいことをやろうと思えば、なんでもできる学校だと思っているんですよ。これから探究も、どんどんもっともっと可能性が広がっていくでしょうね。総合的な探究の時間だけじゃなくて、いろんな各教科の先生方もみんな一緒になって、生徒の課題解決能力が高まるような学びを作っていきたいです。21世紀型スキルとか、生きる力とか、今必要とされている力が伸ばせる学校だと思ってます。